手数料3%は、本当に3%か ── 最低手数料で実質負担が変わります
なぜ「3%」が3%にならないのか
多くのサービスの手数料は、次のように決まります。
支払う手数料 = 「振込額 × 料率」と「最低手数料」の、高いほう
つまり振込額が小さいと、料率で計算した金額が最低手数料を下回り、最低手数料のほうが適用されます。 このとき、実際に払う割合は料率より高くなります。
振込額ごとに、実質の負担はこう変わります
| 振り込む金額 | 実質の負担率(30サービスの幅) | 最低手数料が適用される社数 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 3.0% 〜 30.0% | 22社 |
| 30,000円 | 2.5% 〜 10.0% | 7社 |
| 50,000円 | 2.5% 〜 6.0% | 3社 |
| 100,000円 | 2.2% 〜 4.9% | 1社 |
| 300,000円 | 2.2% 〜 4.9% | 0社 |
| 1,000,000円 | 2.2% 〜 4.9% | 0社 |
金額が大きくなるほど、実質の負担率は公式の料率に近づきます。 逆に少額では、料率の差より最低手数料の差のほうが効きます。
「この金額を下回ると、最低手数料のほうが高くなる」一覧
例えば「料率3%・最低手数料1,500円」のサービスなら、10万円の振込で 10万円×3%=3,000円。5万円の振込だと 5万円×3%=1,500円で最低手数料とちょうど同額になり、これより小さい振込では常に1,500円かかります。
最低手数料 ÷ 料率 で計算した分岐点です。この金額より小さい振込では、料率どおりになりません。
分岐点が小さい順(=少額の振込でも料率どおりになりやすい順)に並べています。
料率 3% / 最低手数料 300円
料率 3% / 最低手数料 300円
料率 3% / 最低手数料 300円
料率 3% / 最低手数料 300円
料率 3.3% / 最低手数料 330円
料率 2.8% / 最低手数料 300円
料率 3% / 最低手数料 330円
料率 2.98% / 最低手数料 330円
料率 2.7% / 最低手数料 300円
料率 3.5% / 最低手数料 390円
料率 3% / 4%(ブランド等により異なります) / 最低手数料 400円
料率 3% / 最低手数料 500円
料率 2.8% / 最低手数料 500円
料率 2.8% / 最低手数料 500円
料率 3% / 最低手数料 600円
料率 3% / 最低手数料 600円
料率 2.9% / 最低手数料 600円
料率 2.6% / 最低手数料 540円
料率 2.7% / 最低手数料 600円
料率 2.5% / 最低手数料 600円
料率 3% / 最低手数料 1,000円
料率 2.9% / 最低手数料 990円
料率 3% / 最低手数料 1,500円
料率 3% / 最低手数料 1,500円
料率 4.9% / 最低手数料 3,000円
料率 2.2%(キャンペーン表記のため、通常料率と異なる場合があります) / 最低手数料 1,400円
料率 2.7% / 最低手数料 3,000円
だから、選び方はこうなります
- 振込額が大きい(分岐点を超える)→ 料率で選ぶ
- 振込額が小さい(分岐点を下回る)→ 最低手数料で選ぶ
- 毎月まとめて払うなら、1件ずつ登録するか、まとめるかでも変わります
⚠️ この記事の限界
ここに出しているのは、公式ページに書かれていた数字だけです。 料率を公式に書いていないサービスは、この集計に入っていません。 また、税込か税別かを明記していないサービスも多く、その場合の実際の請求額は変わることがあります。 申し込む前に、必ず公式ページでご確認ください。